家族の成長と愛犬の健やかさを、真っ直ぐに綴る家
WORKS 001|GIFU / SEKI
家族の成長と愛犬との暮らしを、
性能と心地よさで支える住まい。
岐阜県関市に完成した、ご夫婦のための住まいです。 現在の暮らしだけでなく、将来の家族構成や、中型から大型の犬を迎える可能性まで見据えながら計画しました。
数字としての住宅性能を追うだけではなく、毎日の動きやすさ、素材に触れたときの心地よさ、時間が経つほど愛着の増す佇まい。そのすべてを無理なく両立することを大切にしています。
建物概要
- 所在地
- 岐阜県関市
- 構造
- 木造在来軸組工法・2階建て
- 延床面積
- 120.90㎡
- 敷地条件
- 北側道路・元田んぼの敷地
- 家族構成
- ご夫婦2人・将来の子育てを想定
- ペット
- 中型から大型の犬との暮らしを想定
この家で考えたこと
間取りは、家の中だけで決めない。
北側道路に面したこの敷地では、4台分の駐車スペースに加え、建物の西側から南側へ車が入れる動線が必要でした。
そこで、東側の隣家との関係や日影の影響を確認しながら、建物を敷地の東側へ寄せています。
余白を四方へ均等に残すのではなく、西側から南側へまとめることで、車の動線としても、庭としても使いやすい外部空間を整えました。
LDK南側の掃き出し窓は、その庭へ直接出られる位置に設けています。
駐車、車の動線、庭、日当たり、室内からの出入りを別々に考えるのではなく、敷地全体と日々の暮らしが無理なくつながるように計画しました。
配置を決める際には、方角、隣家、建物位置をCAD上で再現し、日影シミュレーションも実施しています。南側の主要な開口部への影響を確認したうえで、建物と外部空間の関係を整えました。
暮らしから考えた間取り
敷地全体の使い方を整えたうえで、室内は家族が落ち着いて過ごせることを大切にしました。
中心となるLDKは約18帖。家具の配置や視線の抜け、家族同士の距離感まで考え、数字だけでは表せない心地よい広がりを整えています。
キッチンからパントリーへ自然につながる動線を設け、食品や日用品をまとめて収納できるようにしています。家事の途中に余計な移動が生まれにくく、日常の小さな負担を減らす計画です。
主寝室には専用のウォークインクローゼットを直結。さらに家族で使える収納も別に設けることで、衣類や生活用品が一か所へ集中しすぎないよう整理しました。
畳スペースや個室には、現在の使い方だけを当てはめるのではなく、将来の家族構成や暮らし方の変化を受け止められる余白を残しています。
今と将来をつなぐ住まい
現在はご夫婦2人の暮らし。将来は子どもたちや愛犬と過ごす日々も想定し、生活の変化を受け止められる余白を残しました。
家事を滞らせない収納
キッチンとパントリー、寝室と専用収納など、使う場所の近くに必要な収納を配置。片付けやすさを間取りの一部として考えています。
愛犬にも心地よい環境
室温差を抑えやすい断熱・気密性能と、自然素材の穏やかな質感。人だけでなく、家族の一員である愛犬にも負担の少ない環境を目指しました。
性能と暮らしのバランス
住宅性能は、暮らしを縛るための数字ではなく、家族の安心と心地よさを支える土台です。 冬の冷え込みや夏の暑さを和らげ、部屋ごとの温度差をできるだけ小さくすることで、毎日の過ごしやすさにつなげています。
設計だけで終わらせず、施工精度を確認するために気密測定も実施しました。完成してから見えなくなる部分まで丁寧に積み重ねることが、長く安心して住み続けられる家につながると考えています。
断熱性能:UA値 0.46
気密性能:C値 0.5以下
気密測定:全棟で実測
設計方針:性能・素材・間取りのバランスを重視
時を重ねるほど、家族らしくなる家へ
家は、完成した瞬間がいちばん美しいのではなく、家族の暮らしが重なっていくことで、その家らしさが育っていくものだと考えています。
日々の小さな変化を受け止めながら、子どもたちの成長も、愛犬との時間も、穏やかに綴っていけること。この住まいが、そんな家族の居場所になることを願っています。
敷地の条件から、一緒に家づくりを整理します。
この家のように、駐車や庭、日当たり、間取りを別々に決めるのではなく、土地と暮らし全体から考えたい方へ。
土地、予算、間取りがまだ決まっていない段階でも、無料個別相談で今の状況から一緒に整理します。
